仕事ではGoogle Domainsで取得したドメインをGmailで使っています。
Google Workspace(旧称 G Suite)を使うと独自ドメインでGmailを使うことができるのです。
使い慣れるとやっぱりGmailが使いやすい!
他のサービスとも連携できるのは強みですね。
WebサイトもGoogle Workspace内で作成できるのですが、サイトは他社サーバで運用したい。
簡単にFTP接続したりゴニョゴニョしたかったのです。
Google Domainsで取得したドメインのDNSの変更方法がちょっぴり分かりづらかったのでメモです。
環境については以下になります。
サーバ: ConoHa WING
ドメイン: Google Domains
その1 まずはサーバのIPをチェック
今回はConoHa WINGに向くように設定しますので、ConoHa WINGの管理画面からIPアドレスを確認します。
「WING」側の管理画面より、「サーバ管理」→「契約情報」と進み、
「サーバ情報」のアコーディオンを開くと「スペック」欄に「IPアドレス」が表示されています。
このIPアドレスを控えておきます。
その2 Google DomainsのDNSを編集
サーバのIPアドレスが分かったら、次にGoogle Domainsの管理画面からDNSの編集を行います。
ここがちょっぴり分かりづらかったのです。。
Google Domainsの管理画面にログインし、「DNS」に進みます。
※複数ドメインを取得されている場合は、ドメイン一覧(マイドメイン)より編集したいドメインの「管理」から進んでいきます。
DNS設定ページの最下部にある「カスタム リソース レコード」にレコードを追加していきます。
まずはAレコードを追加し、wwwでもアクセスしたい場合はCNAMEも追加します。
Aレコード
名前: 入力しません(@)
タイプセレクト: A
TTL: デフォルト(1H)
データ(IPv4アドレス): その1で確認したサーバIPアドレス
CNAME
名前: www
タイプセレクト: CNAME
TTL: デフォルト(1H)
データ(IPv4アドレス): ドメイン名(例: example.com)
追加すると以下のメッセージが表示されます。
2つを追加すると「カスタム リソース レコード」は以下のようになります。
※環境にもよりますが、DNS変更後1時間ほど待つとサーバー側での設定がスムーズに行われます。
※すぐに変更しても大丈夫ですが、SSLの認証に失敗(反映に時間がかかる印象)したり設定したサーバを参照しない場合があります。
表示の通り、48時間は設定の反映に時間がかかる事を想定しておくと安心です。
その3 サーバにドメインを追加
Google Domainsの設定が終わったら、再度ConoHa WINGの管理画面に戻ります。
「WING」側の管理画面より、「サーバ管理」→「ドメイン」と進みます。
右上の「+ドメイン」のボタンをクリックし、それぞれの項目を選択・入力していきます。
ドメイン追加: 新規ドメインを追加
追加したいドメインを入力
無料独自SSL: 利用する
無料独自SSLについては有料のものを使わない場合は「利用する」を選択しましょう。
追加すると一覧にドメイン名が表示されます。
※SSLについては即時反映はされず、数分~1時間ほどで適用されました。
適用されると「利用中」というステータスになります。
また、DNSが浸透していないうちはSSLのエラーが発生します。
以上で設定完了です。
まとめ
今回はConoHa WINGでの設定でしたが、他のサーバでもほぼ同じ設定となるかと思います。
Google Domains側でDNSを変更して私の環境では1時間ほどでSSLでのアクセスができるようになりましたが、長くても48時間は掛かる前提で設定しましょう。
設定したドメインでGmailの送受信をされている場合は、DNS変更後念の為メールの送受信ができるかの確認をすることもおすすめします。
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