こどもの名前シールには「テプラ」。
シンプルに無骨な感じのラベルにしたい時は「ダイモ(DYMO)」がかっこいいと思いよく使っています。
ダイモの特徴としてプラスチックのテープに文字を打刻することによるエンボス文字が挙げられます。
テープの下から文字を打ち込むため、デコボコとした文字になり力の加減でデコボコにも強弱が付きイビツな文字になるのです。
これが味があって良い。
文字の種類はダイモのモデルによって変わってきますが、以下の文字を打てるようです。
- 大文字
- 小文字
- 数字
- 記号
- スクリプト体
- ハングル
- ひらがな
- カタカナ
モデルによって付属する文字盤が変わってくるので、お好みのエンボステープを作ることができます。
ダイモ(DYMO)の歴史について
ちょっぴりこの「ダイモ」の歴史に触れてみると。
設立はなんと1958年。
アメリカはカリフォルニア州で誕生しました。
現在は買収されているようですが、「ダイモ」としての商品は継続して残っています。
テープの種類は?
テープの幅ですが、こちらもモデルによって使えるテープ幅が変わってきます。
多いのは9mm幅、モデルがスタンダード~プロフェッショナルとなってくると6・9・12mmのテープが使えるようになります。
モデルの種類
モデルの種類は現在大まかに分けて3種類あります。
下のモデルになるほど価格も上がっていきます。
パーソナル
文字盤・テープ幅は固定で9mmテープのみ使えるモデルです。
私が使っているのもこのパーソナル。
シンプルに数字と大文字が打てる黄色いやつを使っています。
※同じパーソナルモデルでもテープ幅は9mmのみですが、文字盤の交換ができるモデルもあります。
スタンダード
スタンダードになってくると使えるテープの幅は6・9・12mmの3種類の幅に対応します。
(スタンダードでもキャプションメーカーというモデルは9mmのみ)
定番中の定番といったモデルもあり、文字間隔の調整が出来るのでラベルの幅が広がりますね。
これはいずれ欲しいモデル。。
プロフェッショナル
ここまで来ると本体の材質が変わってきます。
アルミダイキャスト!
ずっしりと重そうです。
スタンダードモデルをより丈夫にしてまさしく業務用といった感じでしょうか。
アルミテープに打刻できるものもあり、これはかなりかっこいい。。
テープの種類は?
公式サイトを確認したところ、現在入手できるテープは9mm幅で9種類(2021年3月現在)ほどと思われます。
- ブラック
- レッド
- ブルー
- グリーン
- オレンジ
- メタリックグリーン
- メタリックレッド
- ベビーフットグリーン
- ベビーフットパープル
「ダイモ」ブランドでのテープはアルミテープとグロッシーテープ"つやあり"9mm幅のブラック・レッド・ブルー・グリーンのみとなるそうで以降はマシューズテープに移行するとの事。
「マシューズテープ」であれば12種類あります。
私は打刻した文字は白くなるので、視認性の良い黒テープがメインです。
実際に貼ってみる
半透明の容器に貼ってみました。
「BORAX」と書いてますがこれはスライムを作るときの「ホウ砂」を溶かしておくためのボトルです。
こういった容器に入れてホウ砂水を作ると、スライムの硬さ調整がしやすいですね。
透明の瓶に貼ってみると横のテプラと比べてみても目立ちます。
目立たせたい時はアリかもです。
お次はクラシカルな「アブガルシア」のベイトリール。
良いですね。
糸の太さを書いてるのですがこれはしっくり来る感じ。
これはスノーピークの「パイルドライバー」です。
地面に打ち込むときの目安として30cmの所に貼ってます。
銀色の物だと黒いテープとよく合いますね。
まとめ
写真以外にもいろいろと貼ってみましたが、
特に金属面やクラシカルな物に貼るとかなり馴染みやすい印象でより無骨な感じが出ますね。
よくよく思い出してみると、ギターキッズだった頃の憧れ「ハンドメイドエフェクター」に「VOL」や「GAIN・TONE」といった文字で貼られていた記憶があります。
銀色の筐体に黒いダイモテープがかなりかっこよかったです。
コツや注意点など
私の使っている黄色いパーソナルモデルですが、
テープを切断した後、すぐに文字を打刻するとテープの端ギリギリの所に文字が来てしまいます。
私は文字を打ち始める前に押し切らず、『カチッ』と音がするまで軽く押すと1文字分「テープ送り」ができるので、これで文字の左側を調整しています。
写真の上側のテープが空打ちせずに文字を打ち始めたもの、下側が1度空打ちしたものです。
切断するときにも空打ちしておくと文字の端ギリギリにならずにできます。
注意点として、テープを貼る面を綺麗にする事と、「プラスチックテープ」という事に注意する必要があります。
プラスチックに圧力がかかった時に色が変わる現象を利用して印字しているため、
剥離紙を剥がす際にテープを折り曲げてしまうと白くなってしまうのです。
本当に真っ白になります。
剥離紙は慎重に剥がすようにしましょう。
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