はじめに
昔、TCGで遊んでいたときはスリーブとケース、バインダーがトレカの一般的なグッズだったと思います。
今ほどスリーブの種類も無く、プレイマットは公式の商品が売られているぐらいでした(地方住みの個人の感想です)。
「カードは大切にする!」というのが信条でしたので、デッキのカードは勿論スリーブに入れていました。
※遊戯王は二重、MTGは一重でした
押し入れから当時のデッキが発掘されました。。
使い込まれたスリーブ…スリーブは消耗品だったのです。
さらに遊戯王はレアカードがめちゃくちゃ曲がるので、裏にスタンダードサイズの使わないカードを入れていました。
こうしないと、デッキの中でレアカードがどれか分かるくらいだったのです。。
(友人にも二重スリーブを強く勧めていました。)
スリーブを買うときは遊ぶカードに合わせたサイズを選択する必要があります。
まず揃えたもの
カードと一緒に買ったものは次の4点です。
・スリーブ
・デッキケース
・バインダー
・ストレイジボックス
はるか昔の中学生の頃、カードゲームをしていて憧れていたものがありました。
カードを綺麗に保管し眺めることのできる「バインダー」!
使わないカードをどっさり収納するための「ストレイジボックス」!!
おこづかいの中でこういったグッズまではなかなか買えないものでした。
何よりまずは「ブースター」!カードを買うことを優先!!
次点で「スリーブ」を買っていました。
スリーブは消耗品です(二回目)。
使わないカードはお菓子の缶や空き箱に慎重に仕舞っていました。
今のスリーブ事情にびっくり!
ざっと調べた限りですと、現在は二重スリーブが一般的なのですね!
まず「インナースリーブ」に入れ、通常サイズのスリーブを重ね、三重の場合はさらに「アウタースリーブ」!
スタンダードサイズでも三重スリーブできるようになっているとは驚きです。
スリーブの厚さ等の検証のため、今回MTGとバトスピのカードで試してみました!
MTGは近くのショップでストレージから何枚かピックアップしてきました。
※カード40枚での比較です。
この時点でバトスピではレアカード入りのため若干反っているカードがあります。
今回の検証ではそれぞれ次のスリーブを使いました。
バトスピ(スモールサイズ・ミニサイズ)
・エポック社 カードスリーブ 小型カードサイズ対応 ソフト
・KMC カードバリアー ハイパーマット
エポック社さんのスモールサイズ対応スリーブはお値段がとても良心的です。しかし、パックによって縦の高さが揃っておらず、カードサイズギリギリや余裕があったりと若干品質にバラツキが…
KMCさんのハイパーマットシリーズはしっかりしていて何よりシャッフルしやすい!
比較的どこにでも売っているので入手しやすく、お求めやすい価格!
ただ、この組み合わせですとカードの左右に余裕があるので、片方に寄り過ぎないよう注意が必要です。
MTG(スタンダードサイズ)
・KMC カードバリアー サイドイン・パーフェクト
・KMC カードバリアー ハイパーマット
今回、「サイドイン」という横入れのスリーブを初めて使ったのですが、かなりの優れものでした!
二重スリーブ前提の商品のため、サイドインのスリーブを入れた後、通常サイズのスリーブに入れる際に上下にカードがズレない!とても入れやすかったです。
スタンダードサイズのカードではインナースリーブはサイドインで統一したいと思いました。
まずはスリーブに入れていない状態です。
どちらも同じ40枚なのですが、バトスピのほうが厚みがあります。
デジタルノギスで測ってみると40枚でMTGは約12.0㍉、バトスピは約16.5㍉でした。
カード1枚の厚みでは、バトスピのほうが0.1㍉ほど厚かったです。
次にインナースリーブに入れた状態の比較です。
MTGの方はなんだか斜めになっていますが、「横入れ」スリーブ仕様のため、スリーブの綴じている部分が少しだけ厚いこともあり写真では左側に高さがあります。
次に二重にした写真です。
二重にすると、先程の横入れスリーブの斜め現象も解消されました。
「ハイパーマット」がしっかり厚みのあるスリーブなので、インナースリーブの影響が少ないのかもしれません。
・MTG 二重スリーブ40枚厚み 25.6㍉
・バトスピ 二重スリーブ40枚厚み 30㍉
写真ではほぼ同じ厚みですが、少し圧をかけて図るとスリーブのない状態から倍近くの厚みになりました。
二重スリーブの利点
スリーブを二重にすることのメリットは「とにかくカードを汚さない、傷つけない!」にあると思います。
カードをインナースリーブに入れる時に上から入れ、二重にするスリーブには写真のように下から入れるとカードの上下が完全に塞がるので、シャッフルする時やデッキをまとめる時にカード自体に触れることがなくなります。
シャッフルの時にこうなると一重のスリーブの場合、カードの上側が確実に傷つきます。
ぼんやりシャッフルしているとスリーブの開いている方にザクッといってしまうことがあります。
スリーブに入れる時も注意しておくと吉!
この時に気を付けないとカードの角が削れることがあります。
私はこれが気になるので、柔らかいインナースリーブを使うようにしています。
硬いスリーブにインナーを使わずに入れると上の写真のような感じで白く欠ける事が!
さらにインナースリーブを揃えておくとバインダーにセットしているカードとデッキのカードの入れ替えがしやすいといった利点もあり。
そして、ゲームに使うスリーブは消耗品です!
破れたスリーブだけ交換すると他のスリーブと見た目に違いが出てくるので全て交換することがあります。
その時にインナースリーブがあると直接カードに触れる機会が減るので、汚れが付いたり、スリーブに入れる時に角が削れる心配が減ります。
あと、インナースリーブに守られている安心感から作業がしやすいです。
デッキケース
デッキケースの種類、増えましたね…
カードだけを収納するか、小物も含めてまとめて収納できるケースにするか選べるようになりました。
これは遊ぶカードゲームに合わせて選択できるので良いですね。
私はバトスピに「トレカ キャリングケース ライト」という物を選びました。
大きいサイズもあります。
このケースですと、デッキとデッキケース・小物入れ等、色々な組み合わせで一式収納できるので、私はコアや差し替え用カード、予備のスリーブなどをまとめて入れています。
これだけ持ち運べばいつでもどこでも対戦できます!
「仕切り」を追加すればデッキの出し入れがし易いです。
バトスピ40枚デッキの二重スリーブに入れたものが「河島製作所」さんの「トレカスタンド仕切り」にぴったりなのです。
バインダーへの憧れ
ズラッと並んだカードは壮観です。
バインダー!
これは本当に良いです。
初めて使ったのですが、きれいに並んだカードを眺めているとグッときます。
まだまだレアカードの数は少ないですが、パラパラ見ているだけで楽しめます。
バインダーは「やのまん」さんと「エポック社」さんの2種類が手に入りやすいと思います。
私は「エポック社」さんのものを買ったのですが、ちょっと厚すぎるかなと思いました。
幅だけで約60.4㍉あります。
手軽に収納したい場合は「やのまん」さんの方が良いかもしれません。
いろいろ使えるストレイジボックス
ストレージではなく、「ストレイジ」なのです!
こちらの商品が一番大きいサイズだと思うのですが、大は小を兼ねる精神で大きいものを購入しました。
ストレイジボックスには、200・400・600(アンサー)・800(やのまん)・1600・DX(やのまん)、DXL(やのまん)のサイズ展開があります。
200のサイズだとMTGの60枚デッキ(二重スリーブ)が2セットぴったり入るサイズでした。
「ストレイジボックス」という商品は「やのまん」さんと「アンサー」さんの2社から発売されているのですが、それぞれの違いは外側の模様と仕切りの有無になるかと思います。
仕切りが欲しけりゃ「アンサー」さん!
無骨な見た目は「やのまん」さん!
200や400はデッキケースとしても使える大きさですね。ギリギリ持ち運べるサイズが400くらいだと思います。
無骨な感じがとても好きです。
カードサプライを購入する時に気を付けること
ネットショッピングだと価格の変動が激しいです。
私が実際に体験したのですが、以前買ったスリーブをもう一度買おうと思ったら値段が倍くらいになっていました。。
販売店が変わっていたので送料込のお値段なのかな?と思い、地元のショップで買うことに。
カードサプライは「定価」を確認することが大事です。
個人的に細かい注意点など
スリーブをパックから取り出す時に注意すべき点があります。
スリーブの入っている袋のシール部分!!
スリーブを取り出す時、このシール部分に気を付けておかないとスリーブが駄目になってしまうことがあります。
糊がスリーブに付いたり、剥がす時にスリーブに折り目が付くことがあるのです。。
袋からスリーブを取り出すときは、袋の糊が付いた部分を裏側に折り返すかハサミで切ってしまうなどの対策をしましょう。
※裏側に折り返した例
インナースリーブでも、「横入れ」仕様のものはあくまでインナーとして使うことが推奨されています。
他にカード遊びが捗るもの
ダブルウォールグラス!!
これは本当にオススメです。
対戦中やカードを整理している時など、冷たい飲み物の入ったグラスを触ると手が濡れてしまいます!
その都度手を拭いたりするのは手間ですが、水滴のつかないグラスであればそんな問題も解消です。
私は「サーモス」さんの真空断熱と、持ちやすく口当たりの良い「KINTO」さん両方使っているのですが、氷の入っている飲み物だとKINTOさんのものはすこしだけ水滴がつくことがあります。
おわりに
ここに書かれている注意点等はあくまで私が気を付けている事になります。
参考程度の内容ですのでトレカは自由に楽しむことが一番だと思います!
「カードは大切に!」
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