【緑青】電池ボックスの電池金具に発生した緑青に重曹が効かなかった【ミニ四駆ラップタイマー】

ラップタイマーの緑青 ミニ四駆
この記事は約3分で読めます。

十数年ぶりに自分の中でミニ四駆ブームが再来し現在はシャーシの進化に驚いています。
FM-Aシャーシはロマンがあって良いですね。。

以前使っていたミニ四駆のコースとラップタイマーを実家からサルベージしてきたところ、ラップタイマーの電池金具に緑青が発生していました!
電池を入れっぱなしにしていたわけではないので、経年でサビが発生したようです。
電池を入れても動作せず。。
この緑青を除去すべく試行錯誤してみました。

電池ボックス部分を分解し確認すると幸いにも電池金具以外でサビは見られません。
センサー側は問題無さそうです。

ラップタイマー分解

ネジを3本外すとセンサー側と電池ボックスを分離することができました。
電池金具もミニ四駆と同じように簡単に取り外すことができます。

緑青には重曹が効く!?

調べてみると緑青は重曹ペーストなるもので落とせるとの事!
早速重曹ペーストを作ってきました。

重曹ペーストのレシピ

重曹を2に対し水を1の割合で混ぜ合わせます。
重曹ペーストを塗るものに対して粘土を調整すると良さそう。
使うときは、すぐに水と重曹が分離するので適宜混ぜながら使います。

重曹ペースト

作ったペーストを緑青の部分に塗っていきます。

電池金具に重曹01

暫く放置して歯ブラシ等で磨いてみます。

電池金具に重曹02

全然落ちないですね。。

再度重曹ペーストを塗り、今度は1時間放置後割り箸で削るように磨き、水洗いしてきました。

電池金具に重曹03

白っぽくなっただけで緑青は全然落ちていません。
重曹ペーストには若干の緑色が見られるのですが、これはかなり頑固な緑青です。

サビ落としを使おうとするも…

こんな時はサビ落としの出番かと思い「サビアウト」を買っていました。
自転車の錆をキレイにするときにはかなり便利です。

サビ落とし01

使う前に改めて表示を確認したところ使えないことが判明しました。

サビ落とし02

なんと「銅」には使えないとの事。
電池金具は銅のため、サビ落としを使うのは断念。
※サビ落としの成分がリン酸のため、銅に塗ると銅が腐食してしまうのです。

紙やすりで落とせるか

サビ落としは断念し、最終的に800番の紙やすりで削り落とすことにしました。

800番紙やすり

慎重に電池と触れ合う部分の緑青のみ削ってみました。
削った後は水洗い後、無水エタノールにて水分を除去しています。

ヤスリを掛けた後の緑青

削った部分はまだまだ黒いですが、うっすらと銅の色が見えています。
他の緑青は次回改めて落とすことにして電源が入るか確認することにします。

電源が入るかの確認にあたって

組立前に電池金具に腐食防止と保護のため接点復活スプレーを吹き付けます。

接点復活スプレー

エレキギターのメンテナンスで良く使います。
ゴムやプラスチックに影響が無いのも嬉しいですね。

全ての電池金具に接点復活剤をスプレーし、乾いた布で拭き上げ組み立てていきます。
電池を入れてボタンを押してみたところ復活しました!

ラップタイマー復活!

動作も問題なく、またタイム計測に使えそうです。

まとめ

作業前は重曹ペーストで簡単に緑青を落とすことができると思っていたのですが、今回の緑青には全く歯が立ちませんでした。
そして、サビ落とし(リン酸)が使えないのはなかなかの衝撃。
さすがに腐食するとなると端子部分には使えないです。
最終的にはヤスリで落とせましたが、今回の緑青は表面だけだったので金具部分のダメージもほとんどなく無事に復活して良かったです。
電池を入れたまま放置するのはもっての外ですが、電池を入れ替えるときには接点復活剤を薄く塗布すれば端子部分が保護されサビ・緑青予防にも効果がありそうです。

ラップタイマーの使い方など

ラップタイマーのボタンは四角と丸の2つのみ。
電源は四角ボタンを押し起動します。
電源オフは約5分間ボタンが押されなかったり、ミニ四駆が通らないと自動で電源が切れます。
丸ボタンを押すことにより計測モードを変更でき、通常はLAPモード(周回タイム計測)での使用になるかと思います。
計測後は四角ボタンを押しタイムをリセット!

コメント

タイトルとURLをコピーしました