Macではクリップボード機能を便利にする拡張機能「Clipy」というアプリを使っていました。
Windowsだと通常はコピーしても1つしか保存できず、これがなかなか不便。。
このクリップボード機能ですが「October 2018 Update」以降のWindowsバージョンでは、コピーした履歴を参照することが出来るようになっていたのです。
これは捗る!
まずはクリップボードの履歴を有効に
私のWindows機がそうだったのですが、初期状態ではクリップボードの履歴機能が「無効」になっているかもしれません。
ショートカットキーでの有効化
まずは機能を有効にするために「Windows + V」のキーを押します。
すると下のスクリーンショットのようなウィンドウが表示されます。
このウィンドウが表示されたら「有効にする」をクリック。
するとコピーしたテキスト情報の履歴が保存されるようになります。
設定画面からの有効化
左下の「スタートメニュー」より「設定(歯車)」アイコンをクリック。
「システム」へと進み左のメニューより「クリップボード」を選択します。
こちらに「クリップボードの履歴」という欄がありますので、ここを「オン」にします。
クリップボードの履歴を使う
使い方は簡単で、先程のショートカットキーで有効にする方法と同じ「Windows + V」のキーを押します。
すると今までにコピーした情報が最大で25件履歴として表示されます。
クリップボードの履歴として残せるものは、各項目4MBのサイズ制限はありますが以下の通りです。
- テキスト
- HTML
- ビットマップ
ビットマップ…
この「ビットマップ」とやらですが、通常のjpgやpngファイルをコピーしてもクリップボード履歴に残すことはできません。
じゃあ何に使うのか?
私はWindows10の機能である「スクリーンショット」を撮る時に使っています。
パソコンを使った操作手順書等を作成する時に、画面のスクリーンショットを撮る事が多くあると思います。
その時に「Windows + Shift + S」キーを押し都度「切り取り&スケッチ」を立ち上げ保存するのが手間でした。
直接Photoshopから編集・保存したい…
1件であれば、Photoshopの「新規作成」から「クリップボード」を選択し「Ctrl + V」キーでペーストして作業できます。
複数スクリーンショットを撮影した場合でも、この履歴機能が有効であれば「Photoshop」や「ペイント」の画面で「Windows + V」キーを押すことにより、以前撮ったスクリーンショットも選択できるようになります!
活用方法は?
残せる履歴は25件までという制限はありますが、
よく使う定型文を保存したり、まとめてコピー→まとめてペーストといった使い方ができます。
私は頻繁にスクリーンショットを撮るので、Windowsの「切り取り&スケッチ」を介さずに直接範囲指定したスクリーンショットをPhotoshopやIllustratorに貼り付ける用途で使うことが多いですね。
まとめ
クリップボードの機能がここまで便利になっていたとは今まで気付きませんでした。
単語登録の機能などと組み合わせて文書作成や資料作成の効率アップができそうです。
スクリーンショットを撮ったものについても、PhotoshopとIllustratorにコピー出来ることが確認できたので色々と使えそう。
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