【WordPress】基本の.htaccessファイルの記述とよく使うリダイレクトについて

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はじめに

ローカル環境で構築したWordPressサイトをサーバーにアップする時に編集しますよね。
そう。
.htaccess!!

※サーバーにWordPressの「簡単インストール」機能があればそっち使う方が事故は少なかったりします。。

さて、そんな.htaccessですが、中身の記述がローカルとサーバーで違うことがあります。
「デフォルトはどんなだったかな?」とついつい他のサイトからダウンロードして中身を確認してしまうのでここに書いておきます。

基本の記述

# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress

はい。
この記述でサーバー上では問題無いかと思います。

他にリダイレクトの設定も時たま使うことがあります。
一般に使われるリダイレクトとして「301」と「302」があり、それぞれ使い分ける事が重要です。

よく使われるリダイレクトの設定

301リダイレクト

元のURLから新しいURLへ恒久的に転送する設定。
サイトの引っ越しをした時や、URL正規化の際に使用します。

301リダイレクトはSEOの評価を引き継ぎます
# 301リダイレクト
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteRule ^転送元URL$ 転送先URL [R=301,L]
</IfModule>

302リダイレクト

URLを一時的に変更する時に使います。
ページの内容を変更をする際、一時的に代わりとなるページを用意する時に使われたりします。
または、期間を決めてページをクローズさせたり、メンテナンス、不具合時の対応などなどです。

302リダイレクトはSEOの評価を引き継ぎません!
# 302リダイレクト
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteRule ^転送元URL$ 転送先URL [R=302,L]
</IfModule>

注意点

これまでの記述例ははページ単位での転送となります。

.htaccessファイルを編集するときは必ずバックアップを取りましょう!

おわりに

.htaccessの記述はとても奥が深いです。
301・302の他に「308」や「404」、ページ単位や別ドメインなどなど…
記述方法やステータスコードでも色々な種類があります。
サイトのリニューアル・引っ越し、ページの削除から一時的な対応、SEOの関係等から使うケースは少なくありません。
WordPressサイトを構築する時に.htaccessと仲良くなっておくと役に立つときは必ずあります(経験あり)。
これからも.htaccessには常々気を配っていきましょう。

参照サイト

WordPress.org 日本語

htaccess
.htaccess は、Apache が設定変更をディレクトリ毎に管理するための分散型の設定ファイルです。 W…

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